音楽と時間サティの”音楽は家具のように存在している”という感覚や、ロートレックが酒場で踊り子や娼婦達を描き続けた感覚、ジョン・ケージのあの感じ(言葉で私には説明できない)、共感する事があります。 そんな時、いつのまにか哲学的な事を考えていて、結局「人間」とか「時間」とか、あらゆるモノ...
blue誰かを思い出す時、真っ先にその人の声が耳の中に蘇る事がありますね。 ふとモノマネできそうなくらい、その記憶の声が、こっちの体の中で鳴っているような感覚です。 お守りの袋に入れて、その声の記憶を目で確かめて大切にしたい、触りたい、そんな気持ちになったりします。
春 人生が旅なら、もともと行き先を考えず歩いている気がします。こんな気楽な態度で生きていても、人に自慢できる素敵な想い出が沢山あります。 どこかを指さして、初めてその指の先にある世界を見る赤ん坊みたいに、この春は好奇心に満ちた日を過ごしたいと思っています。